2010-08-15

清渓川(from seoul)

R5014182, originally uploaded by ebaebajpn.
GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

再びソウルから。
「清渓川」と書いて「チョンゲチョン」と読みます。
この川については、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

かつてこの川は、汚染の著しい川でした。
その後、慢性的な道路の混雑緩和という問題の解決も含めて、
ソウル市は、この川に蓋をして、上に高速道路を建設します。

しかし…
環境のさらなる悪化、
高速道路の橋脚の腐食等の問題が生じたため、
ソウル市はある決断をします。

それは、川を元に戻すということ。


様々なリスクを伴うこの事業を決断したのが、
当時のソウル市長であり、現在の大統領である
李明博(イ・ミョンバク)氏です。


2005年に新しく生まれ変わったこの川は、
現在、市民の憩いの場になっているそうです。

あえて深く掘り下げることで、
川辺からは周囲のビルが見えにくくなるようにしたり、
ビオトープを作って、多様な生き物を川に呼んだり…。


写真でもおわかりのように、
都市の中心を流れる川とは思えないような光景が
そこにはありました。

4 件のコメント:

  1. 一度、汚染されてしまった川でも綺麗に生まれ変わらせる事も可能なんですね。
    今の様子は、本当に都会の中心を流れているとは思えない清流ですね。

    三井公一さんの事は初めて知りました。
    iphoneでこんなに素晴らしい写真が撮れるなんて凄いですね。
    どことなくトイカメラっぽい雰囲気になるのがまた味のような…
    ebapiさんがiphoneで撮った写真もとても素敵です^^

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  2. こんにちは^^
    川のお話、興味深く拝読しました。
    人々の憩いの場になっているというのも
    写真からよーく伝わってきます^^
    ただの観光写真でないところが
    ebapiさんテイストで素敵ですよ^^

    iPhonegrapherの三井さんのエントリも
    いいですねえ。
    ebapiさんのiPhoneショット、カッコいいです!
    iPhone、ますます欲しくなっちゃう。

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  3. yukoさん、こんばんは!
    いつもコメントありがとうございます!
    これを川と呼ぶのには微妙な面も感じますが、
    東京などでこれと同じことをやるのは、
    相当難しいことなんじゃないかと思いました。
    結構な距離ありましたからね。
    三井公一さんの作品は、
    同じもので撮影しているとは思えないような作品ばかり…。
    結局、対象をどう見るかとか、
    どのように表現したいとかいう部分がとても大切
    という当たり前のことを再認識した気がします。

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  4. frannyさん、こんばんは!
    いつもコメントありがとうございます!
    ソウル市民も憩いの場としてのこの川を待ち望んでいたのでしょうね。
    旅行の写真って難しいです。
    観光写真にしたくないと思っていても、
    気付くとそうなってしまうんです。
    三井公一さんの写真、素敵ですよ〜。
    同じもので撮っているとは思えません。
    技術も確かなのでしょうが、
    やっぱり感性やセンスなど、
    その人のもっているハートの部分が大事なんですね。

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